これから自宅で両親やパートナーさんなど大切な人の介護が始まりそうなあなた。
或いは、既に介護をしている生活を送っているあなた。
こんな思い / 希望はありませんか?
そのために、なにかできることはないかな?
こんな思いを解消できるきっかけはたくさんあります。
例えば、介護リフォームもその一つです。
自宅の介護リフォームをしようかなと思うと、こんな疑問が出てきますよね。
高いお金を払ってまで介護リフォームをするメリットはあるの?
そこで、このページでは、介護リフォームをする時の助成金 / 補助金について、紹介していきます。
少しでも経済的負担を抑えて介護リフォームができる、そんなきっかけにできますよ。
「 高いお金を払ってまで介護リフォームをするメリットはあるの?」については、介護リフォームをしたら得られる4つのメリット~生活が変わるのページで紹介しています。
こちらもあわせてご覧になってくださいね。
クリックできる目次
介護リフォームのお金の助成 / 補助~タイミングの違い
介護リフォームをしようという時には、公的な助成 / 補助制度を活用すると、介護リフォームの費用を抑えることができます。
一方で、介護リフォームをするタイミングによって、活用できる制度が変わってきます。
ここからは、『要支援 / 要介護認定をされてから』のタイミングで活用できる助成 / 補助金制度について、紹介していきます。
助成制度を活用するために~最初のチェックポイント
要支援 / 要介護認定をされたら(一番軽い、要支援 1でもOK)、「高齢者住宅改修費用助成制度」を活用できます。
この時、次の事項も満たしていることがポイント。
*) 介護を受ける人が福祉施設に入所中、病院に入院中の場合は、NGになるので、要注意です
これをクリアできたら、次は、
が気になるところだよね。
助成制度の助成金はいくらまで?
「高齢者住宅改修費用助成制度」で助成される(支給される)金額は、
② そのうちの1~3割を自己負担。(所得に応じて変わるよ)
計算はちょっとややこしいんだけど、こんなかんじ。
・リフォーム費用が20万円かかりました
・自己負担額が1割の場合は、
⇒
支給額=20 - 2=18万円
自己負担額=2万円
・リフォーム費用が50万円かかりました
・自己負担が1割の場合は、
⇒
支給額=20 - 2=18万円
自己負担額=32万円
ここで、さらにポイントが2つ。
分割ができる
再度、限度額まで支給されることがある
「分割ができる」というのは、例えば、
(1回目の介護リフォームの費用)8万円
(2回目の介護リフォームの費用)12万円
のように、何回かに分けて、助成制度を活用できるということ。
「再度、限度額まで支給されることがある」というのは、要支援 / 要介護度が3段階以上上がったら、再度、限度額まで支給されるということ。
そんなことになったら、現実的に自宅でみれないでしょ!?ということもあるよね
といいながらも、そんな制度設計になっているのでなんとも・・
それはそれとして、ここまで読んできて、助成制度を活用しようと思ったら。
助成制度活用の流れ
「高齢者住宅改修費用助成制度」を活用するためには、所定の流れがあります。
いきなり役所に行って、「 うち、介護リフォームしたから / するから、助成金くださいな」というのはNG。
具体的には、こんな流れに沿った対応が必要です。
① 要支援 / 要介護認定を受ける
② 担当のケアマネジャーに、自宅の介護リフォームをしたいことを伝え、一緒にどのようにリフォームするかを検討する。
③ 介護リフォームをしてくれる会社(リフォーム会社)を選んで決定する
④ リフォーム会社と打ち合わせ、契約をする
⑤ 助成金申請手続きをする
⑥ 介護リフォームの工事を開始、終了
⑦ ひとまず、リフォーム会社にリフォーム費用の全額を支払う
⑧ 助成金申請手続きをする
⑨ 審査、支給決定後、助成金を受領する
「③ リフォーム会社を選んで決定する」では、ケアマネジャーではなく、あなた自身がリフォーム会社を選んで決定することがポイント。
時々、「 ケアマネジャーがリフォーム会社を選んで決定してくれるんじゃないの?」と言われる方もいるけど。
そんなことはなくて。
ケアマネジャーに紹介されたとおりに介護リフォーム会社を選ばなくてはいけない、なんてこともなく。
ケアマネジャーがリフォーム会社を紹介してくれることはあっても、選定から決定まで主体的に判断するのは、介護リフォームを依頼するあなた。
「④ リフォーム会社と打ち合わせ、契約をする」の時に、「 リフォーム会社って、どうやって見つけるの?」という時には。
担当のケアマネジャーに相談の他にも、リフォーム会社を無料で紹介してくれるサービスもあるよ。
例えば、『タウンライフリフォーム』、『リショップナビ』、『ホームプロ』、『リフォーム比較プロ』といったサービスを活用してみる手もあります。
それぞれ以下のページで紹介しています。あわせて参考になさってくださいね。
あわせて読みたい
自宅の介護リフォームで家族の安全安心を手にしよう~タウンライフリフォーム
タウンライフリフォームの問合せ実例を見て、効果的な介護リフォームを
(リショップナビ)
価格帯毎に事例紹介がある『リショップナビ』で介護リフォームを
(ホームプロ)
『ホームプロ』で安心できるリフォーム/リノベーション会社を選ぼう
(リフォーム比較プロ)
リフォーム比較プロ;厳選したリフォーム業者を比較して安心を
「⑤ 助成金申請手続き」は、必ず、介護リフォーム工事を始める前に、「 介護リフォーム工事をするので、助成金よろしく」という書類の提出を。
この書類は、ケアマネジャーが対応してくれますよ。
「⑧ 助成金申請手続き」の書類もケアマネジャーが対応してくれるよ。
さらに、ポイントを1つ。
介護リフォームをする時には、100%なんでも頷く必要はないけど、担当ケアマネジャーと相談しながら進めることがお薦めです。
あなたが自分で見つけたリフォーム会社に介護リフォームを依頼しようという時にも。
リフォーム会社の中には、介護保険制度に詳しくなくて、「 介護リフォームをしたのに助成金が出ない!?」なんてことにならないように。
助成制度の対象になる、介護リフォームの場所は?
「高齢者住宅改修費用助成制度」を活用するには、介護リフォームをする場所選びも重要なポイント。
この場所については、高齢者住宅改修費用助成制度を活用する介護リフォームのポイント~車椅子も想定しようのページで紹介していきます。
あわせてご覧になってくださいね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます!