あなたは、あなたが将来介護を受けるリスク、介護が必要になるリスクがどのくらいか、気になりませんか?
あなたは今、こんな思いはありませんか?
将来、介護なんて受けたくもないし、そのために運動もしています!
そうはいっても、ひょっとしたら介護を受けるようになってしまうかも・・
そもそも、介護を受けるようになってしまう可能性・割合は、どのくらいあるものなの?
介護を受けるようになってしまう可能性がどのくらいか、気になりますよね。
このページでは、省庁が発表している統計データをもとにして、介護を受けるようになってしまう可能性・割合がどのくらいかを紹介していきます。
このあたりの情報を知っておくと、介護に至るリスクを少しでも減らす生活をしようと考える、そんなきっかけにできますよ。
さらに、将来、介護が必要になるかもしれないという漠然とした不安も減る、そんなきっかけにできますよ。
知識をもとにして、介護が必要にならない生活へのチャレンジを。
介護が必要になるかもしれない、おおよその可能性を想像する方法の1つ
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「将来、あなたが介護を受けるリスクがどの程度かを、おおよそでも想像することができる」ということだよ
最近話題の遺伝子検査やAIを駆使したら、特定の疾患に罹る可能性は算出できるかもしれません。
一方で、将来、あなたや大切な人が介護を受けるリスク・可能性となると、現状、正確には算出できないでしょう。
過去の症例の膨大なビッグデータの収集だけではなく、あなたや大切な人のデータも含めた収集・解析なども必要になるからね。
それでも、内閣府や厚生労働省等が毎年のように発表している
日本の高齢化や少子化の根拠となる人口推移や人口割合、人口動態等のデータ
介護保険等の介護関連のデータ
を組み合わせてみることで、
今現在、介護を受けている方々がどの程度いるか
その総数は、高齢者の何パーセントに該当するか
等が把握できます。
これらから、介護が必要になるかもしれない可能性がどのくらいかを、おおよそでも想像することができますよ。
介護を受けている高齢者はどのくらいの割合?
統計上、既に日本が少子・超高齢社会ということは、異論のないところだよね。
日本の人口動態として、そもそも高齢者は何名かというと、
単位(万人) | 平成29年 (2017年) | 平成30年 (2018年) | 令和元年 (2019年) |
---|---|---|---|
65~74歳人口 | 1,767 | 1,760 | 1,740 |
75歳以上人口 | 1,748 | 1,798 | 1,849 |
高齢者人口 (65歳以上) | 3,515 | 3,558 | 3,589 |
総人口 | 12,671 | 12,644 | 12,373 |
これを人口割合(構成比)であらわすと、
単位 (%) | 平成29年 (2017年) | 平成30年 (2018年) | 令和元年 (2019年) |
---|---|---|---|
65~74歳 | 13.9 | 13.9 | 14.1 |
75歳以上 | 13.8 | 14.2 | 14.7 |
高齢化率 (65歳以上) | 27.7 | 28.1 | 28.4 |
総人口 | 100 | 100 | 100 |
引用元:各年における人口推計, 総務省統計局, (各年10月1日(確定値))
65~74歳の人口割合のみ、当サイト算出。
というデータが示されています。
日本の高齢化やその人口推移はよく分かるけど、このうち、どのくらいの人が介護を受けているの?
厚労省が発表している要介護(要支援)の認定者数のデータは、
人数 (千人) |
|
---|---|
令和元年(2019年) 3月末現在 | 6,580 |
平成30年(2018年) 3月末現在 | 6,410 |
上述の2つのデータをあわせると、要介護(要支援)の認定者数とその割合は、
高齢者人口 (65歳以上)に対する割合 (%) | 総人口に対する割合 (%) | |
---|---|---|
令和元年(2019年) 3月末現在 | 18.3% | 5.3% |
平成30年(2018年) 3月末現在 | 18.0% | 5.1% |
高齢者人口(65歳以上)、総人口に対する割合(%)は、当サイト算出。
算出にあたり、人口推計は、(各年10月1日確定値)を使用しています。
そのため、それぞれの時期(年度末と10月1日)が若干異なりますので、割合はおおよその参考程度としてご覧ください。
おおよその参考程度だけど、今こうしている間にも、「65歳以上の高齢者のうち、約658万人、約2割」の方が、要介護・要支援の認定をされている。
「 65歳以上の高齢者のうち、約2割程度なら、そんなに多くないね」と感じるかも。
人数でいうと約658万人。これは、おおよそ{大阪市+京都市+広島市+仙台市}の合計人数に相当します。
将来、介護が必要にならない生活を
いかがでしたでしょうか。
将来、介護が必要になるかもしれない可能性、リスクががどのくらいかを、なんとなくでも想像できましたでしょうか。
といっても、これは、「将来、あなたが約2割の確率で介護されるようになるかもしれない」ということではないですよ。
将来、あなたが65歳になった時に、時間経過と共に数字の上下はあるでしょうけど、自分と同世代以上の約2割の方が、要支援・要介護認定をされている(可能性がある)。
「 この心づもりをもって、これから介護が必要にならない生活を考えよう。」
あなたにこんな思いが生まれていたら、このページを読んだ時間は無駄になってないんじゃないかな。
データは過去と今のデータでしかないけど、根拠をもとにした知識を持って適度に備える。そんなイメージだね
遠くの未来に怯えてるよりも 手を抜かず愛したことを誇ろう とどろけ歓喜の歌よ おどろうぜ幸運の舞を
という歌詞もあるよね。(B'z 『BANZAI』 より)
介護が必要にならない生活へのチャレンジを。
具体的にチャレンジするにあたって、今のあなたのロコモの状態、運動器(骨や関節、筋肉等)の状態を知る方法を、介護を受けない未来のために~今すぐ楽しくできるロコモ度テストで紹介しています。
あわせてご覧になってくださいね。
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介護を受けない未来のために~今すぐ楽しくできるロコモ度テスト
(紹介内容)
・ ロコモって何?
・ ロコモ度テストって何?
・ 家族や大切な方と楽しくロコモ度テストをしたら、介護にならない生活のきっかけにできるよ!
さらに、このページとは逆に、子供世代の人口割合等を、日本の出生率等の統計データから~老老介護へようこそ!のページで紹介しています。
こちらもあわせてご覧になってくださいね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます!
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