健康かどうかは別にして、あなたも私も、そもそも何歳くらいまで生きるものなんでしょう?
あなたは今、こんな思いはありませんか?
将来、寝たきりや介護を受けるようにはなりたくない。
と思いながらも、そもそも大体何歳くらいまで生きるものなの?
今の平均寿命は何歳なの?
今の自分の年齢から平均寿命までの期間が、何もなければ、私の残されたおおよその寿命ってこと?
平均寿命が私に当てはまるか分からないでしょ。ということは、知ってもあまり意味ないんじゃない?ま、知識としてはあってもいいかな。
平均寿命と平均余命?何が違うの?
このページでは、あなたのこんな思い / 疑問が少しでも解消できるようなことを紹介していきます。
「 長生きするなら健康じゃないと」というあなたには、ロコモ度テストにチャレンジしてみることがおすすめです。
ロコモ度テストについては、以下で紹介していますので、あわせてご覧になってくださいね。
平均寿命と平均余命、どう違うの?
平均寿命と平均余命は、それぞれ以下のとおり定義づけされています。
平均寿命:0歳の赤ちゃんの平均余命
平均余命:ある年齢のあなたが、その年齢以降に生存するであろう年数の平均
平均余命は、あなたがこの先何年生きるか、その平均を表しているということだね
でも、使い分けるのがちょっと面倒くさい。
そんな時は、厳密ではないけども、よく使われている平均寿命から、おおよその残りの生存期間をみてもいいみたい。
というのも、下記の【平均寿命と平均余命はどのくらい?】で紹介している、厚生労働省が発表している平均寿命と平均余命のデータを見比べると、さほど大差はないかなという気もします。
平均寿命と平均余命はどのくらい?
平均寿命は、厚生労働省が発表しているデータによると、以下のとおり。
平均寿命 | 男性(年) | 女性(年) | 男女差(年) |
---|---|---|---|
令和元年 | 81.41 | 87.45 | 6.03 |
平成30年 | 81.25 | 87.32 | 6.06 |
同様に、平均余命は、以下のとおりです。
年齢 | 男性(年) | 女性(年) |
---|---|---|
0歳 | 81.41 | 87.45 |
10歳 | 71.66 | 77.69 |
20歳 | 61.77 | 67.77 |
30歳 | 52.03 | 57.91 |
40歳 | 42.35 | 48.11 |
50歳 | 32.89 | 38.49 |
60歳 | 23.97 | 29.17 |
70歳 | 15.96 | 20.21 |
80歳 | 9.18 | 12.01 |
90歳 | 4.41 | 5.71 |
あなたはどのくらいでしょうか?
ちょっとブレイク
平均寿命といえば、2010年に高齢者所在不明問題というのが話題になったのを覚えていますか?
戸籍や住民票上、150歳を優に超えた、ショパン、チャイコフスキー、国定忠治らと同い年の人が生きてるぞ!と、結構な話題になっていました。
「 こんなかんじだと、上述の厚労省発出の統計データもどうなの?信用できるの?」と思われている方もいらっしゃるでしょうか。
その後も何かと、統計データの不正問題、降圧剤ディオバンのデータ不正問題など、「 省庁のデータって信用できるの?」と思うことも正直あるよね。
厚労省の説明によると、平均寿命算出の根拠データは、高齢者所在不明問題の根拠データ(住民基本台帳)と異なるから、信頼性に影響はないそうです。
さらに、平均寿命算出方法の中に、男性98歳以上、女性103歳以上のデータは、最初から入れてないことからも、信頼性に影響はないそうですよ。
まあ、それはそれとして、平均寿命/平均余命も、1データとして、「 ま、大体そんなもんか」くらいで捉えておけばいいんじゃないかな?
やっぱり健康寿命が大事?
平均寿命や平均余命の意味と違い、現状大体どのくらいかを把握できたところで、大切なのは、やっぱり健康寿命でしょうか。
理由は様々だけど、例えば、
運動器疾患等がもとで寝たきりになってから、
認知症のまま寝たきりになってから、
意識不明な状態になってから、
そのまま5年も10年も生きている(医療と法制度に無理やり生かされている?)なんて、「 正直、どうなのよ?」とも思ってしまう。
「 生きてもらえるだけでいい。生きていることが大事。」という家族もいらっしゃるんでしょうけど。
実際に特別養護老人ホーム(特養)の介護現場で介護を受ける方々をみて「 正直、それってどうなのよ?」とも思ってしまう。
製薬企業や医療機器企業は喜ぶけどね。
できれば、好きな事ができて、たまにはしょうもない話で盛り上がって、ふとある時、ピンピンコロリと突然死で逝きたいと思うのが人情というもの。
「 運動器疾患?」という時は、
将来、あなたに介護が必要になる原因は?~厚生労働省の統計からのページで紹介しています。
あわせてご覧になってくださいね。
最後に
いかがでしたでしょうか。
厚労省が発表しているデータをもとに、平均寿命と平均余命の違い、捉え方、データを紹介しました。
平均寿命、平均余命、健康寿命。
データは1つのデータでしかありませんが、データを知って、介護にならないよう備える生活にチャレンジすること。
生きている間は誰かに迷惑をかけることなく生きて、最後は痛い思いや辛い思いをせずにピンピンコロリと逝くためには。
その有効なチャレンジの1つで、なおかつ、あなた自身の意識 / 考え方1つでできること。
それは、運動器疾患対策。そのきっかけの1つにロコモ度テストにチャレンジを。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます!