自宅で頑張って介護にチャレンジしているあなた。
あるいは、これから自宅で介護にチャレンジしようというあなた。
あなたは今、介護のご飯(介護食)や食事介助について、こんな悩みはありませんか?
食事介助の前に、そもそも、介護を受けている/これから受ける家族や大切な人にどんな食事を出したらいいの?
『介護食』って聞いたことはあるけど、普通の食事とどう違うの?
『介護食』、いろんな種類があって、どう違うの?
介護をしながら、私自身の自由な時間も適度にキープしたいから、できるだけお手軽に準備したい
できることなら、介護を受けている/これから受ける家族や大切な人に、美味しく楽しく食べてもらいたい
等々
健常者にとっても、毎日の食事は楽しみの一つですよね。

介護を受けている方にとっても、特別養護老人ホーム(特養)の利用者さんによると、
「 手が硬直気味でちょっと食べにくいし時間もかかるけど、美味しい食事は楽しみ」
「 ちょっと体力を使うけど、美味しい食事を食べると嬉しくなる」
のように、楽しみにしているんですよ。
一方で、食事を準備するあなたにとっては、「 美味しく楽しく食べてほしいけど、自分の普段の生活だけでも大変なのに、介護食を準備するとなると、大変じゃない?」と思いますよね。
そこで、特養での介護職としての経験から、そんなあなたの悩み/思いが少しでも解消につながるよう、順次紹介していきます。
このページでは、。
になりますよ。
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介護のご飯の悩み~そもそも介護食って?~
介護食。
「 ちらっと聞いたことあるよ」という方もいらっしゃるでしょうか。
今まで介護に関わったことが無かったり、食事関係のお仕事でなかったりすると、「 聞いたことありません」という方も珍しくはないですよね。

(年齢を重ねると、通常、こうなります)
- 「食べる=かむ+飲み込む」
- 年齢を重ねると、(かむ力+飲み込む力)が低下します
- 普通の食事が食べにくくなります
- 食欲の低下や、誤嚥(食べ物が器官に入ってしまう)につながります
- 困った困った
この「困った」を解決する食事が、介護食。ということは、
介護食というのは、おおよそ、
弱まった食べる機能を補助してくれる食事で、
やわらかさを調整した食事
飲み込みやすくした食事
であり、かつ、
健康状態が考慮された食事(例えば、減塩や糖尿病食、腎臓病食など)
ここからは、介護食を、もっと具体的に紹介していきます。
まずは、介護のご飯(介護食)と呼ばれている食事の種類からいきましょう。
介護のご飯の悩み~介護食の種類(お手軽さ、見た目、見た目に伴う食欲の3点から)~
介護食と一言で言っても、主にその柔らかさによって、いろんなタイプの介護食があります。
主に、刻み食、やわらか食、ミキサー食、ゼリー食。
「 種類や呼び方がいろいろあってよく分からない。何がどう違うの?」という方もいらっしゃいますよね。
介護食の種類の名前はいろいろあるけども、正直、介護の現場では、特に介護を受ける家族や大切な人にとっては、介護食の種類・名前の違いは、あまり関係ないかなと思う。
食事は、介護食に限らず普通食でも、「見た目はどう?美味しい?栄養は?」に興味が集中するもの。
あなたがご自宅で介護食を作る/準備する場合も、介護食の種類のうんちくよりも、
お手軽に作れる/準備できる?
見た目は(柔らかさの程度や食欲がわきますかか)?
美味しい?
栄養がある?
を考えながら作ってみる/準備してみることがおすすめです。
準備がお手軽に出来て、かつ、介護食を見て食欲がわくと、より楽な、スムーズな食事介助に近づくよね。
そこで、介護のご飯(介護食)の種類を、お手軽に作れるか、柔らかさや見た目、それに伴う食欲の3点から分類して、紹介していきます。
刻み食
通常食に近いため、見た目から食欲は減退しにくい。
やわらか食
やわらかにしているけど、比較的通常食に近めのやわらかさ。同じく見た目から食欲は減退しにくい。
ミキサー食
見事なペースト状。原形がなくトロットロ(ドロドロ)。色合いも・・・なものが多い。見た目から食欲減退につながりやすい。
ゼリー食
ミキサー食に、ゼラチン等を加えて、ゼリー状にした食べ物。見た目から食欲は減退しにくい。
これらのうち、ミキサー食とゼリー食に触れていきます。
介護のご飯(介護食)の種類~ミキサー食~
最近は、「美味しいミキサー食の作り方」のような本もWebでの紹介もたくさんあって、ミキサーを持っているなら、お手軽に準備できます。
市販品の種類もたくさんあるので選んで買うこともできて、しかも美味しい。
自宅で作るのしても、買うにしても、準備がお手軽。
食べやすさという点でも、特段問題ありません。
見事なトロトロ感なので、噛む力が弱くても食べることができます。
準備するあなたにとっては、ミキサー食は、お手軽に準備ができて、美味しく食べてもらえるということで、良いこと尽くし。
一方で、介護食としてミキサー食を日常的に食べることになると。

例えば、トロトロのペースト状の食べ物を目の前で見ながら、
「 これ、ハンバーグだよ」
「 これ、秋刀魚だよ」
「 これ、サラダだよ」
とか言われる。その影も形も無いのに。
毎日毎日、毎食毎食、この先ず~~っと。
あなたでしたら、いかがでしょうか?
このトロトロが唐揚げ?パスタ?そんなこと言われても・・
これまでのように、見た目で食事を楽しむことが出来なくなる
見た目で食欲がそそられるなんてことも少なくなる
通常食が食べられない寂しさ、不甲斐なさ、情けなさも感じるようになる
介護は継続するもの。
介護を受けている方からすると、ミキサー食は、必ずしも良いこと尽くしでもなかったりするのです。

「 そんなことないでしょ!ミキサー食美味しいし良いんじゃないの」と思った健常者のあなた。
その思い、ほとんど好奇心からきている思いではないでしょうか?あるいは、1ヶ月に1回とか、たまにミキサー食を食べる分には美味しいよね、とか。
試しに1ヶ月間だけでも、普通食を一切禁止して、毎日毎日、毎食毎食、飽きても飽きてもミキサー食、という疑似体験をしてみるとわかるよ。
「 やっぱり健康的に普通食を食べたい」という思いが先行するということ。
ミキサー食がこの先ず~~っと継続すると思うと、「 食事が待ちきれない」のように食欲が増進されることは、そうそうないということ。
実際、私が働いていた特養では、ミキサー食はよく残されていました。
そうは言っても、ペースト状にしないと食べられないということで、致し方なく食べていたり。

一方で、ミキサー食を作っている企業も介護施設も、日々良いミキサー食の商品/食事を作っている/努力をしているので、段々、良い方向に変わっていくよ、きっと。
「 やっぱり健康的に普通食を食べたい思いはあるけども、このミキサー食、なかなか良いね!!」みたいに。

介護のご飯(介護食)の種類~ゼリー食~
ゼリー食。
聞いただけだと、「 甘くて美味しそう」という印象でしょうか。
介護でのゼリー食の作り方は、
- 普通食等をミキサーにかけてペースト状に。
- それに、ゼラチンや寒天、でんぷんを加えてゼリー化に。
また、それぞれ固さを調整したり工夫したりして、できるだけ美味しくします。
ゼリー食は、見た目や食欲という点では、ミキサー食より軍配があるかな。
一方で、味を調えるのがけっこう大変なので、お手軽さという点では、ミキサー食の方がお手軽ですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
介護のご飯(介護食)について、
そもそも介護食って何?
介護のご飯(介護食)の種類の紹介(お手軽さ、見た目、見た目に伴う食欲の3点から)
の2点を紹介しました。


しかも毎日の介護は介護食作りだけじゃないから
あなたの普段の介護生活を、「もっと当たり前に」少しでも楽に前向きに過ごせるに。

この考え方だと、介護のご飯(介護食)は、例えば、デリバリー/宅配サービス等も活用してみることもおすすめですよ。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます!
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