特養を選ぶ時

介護 特養 部屋の状況(広さ等)と快適生活の為の工夫~家族の支援は大切~

2020年5月20日

自宅で介護に追われて毎日毎日しんどい思いをしている、或いは、年老いた両親や家族と離れて住んでいて介護ができない状況。

そんな様々な状況で、これから家族や大切な方に特養を探そうかなと思っているあなた。

特養について、こんな思い/疑問はありませんか?

[jin_icon_question size="16px" color="#24b500"] 特養の部屋(居室)ってどんなところ?どんな部屋で生活していくことになるの?

この思い/疑問が浮かぶのは当然ですよね。

特養は基本的に終身入居する介護施設。

毎日の介護が大変な状況で「[jin_icon_comment size="16px" color="#24b500"] 早く解放されたい」と思っていても、あなたの大切な方が生活していくことになるのですから。

さらには、特養に入居することが決まっても、大切な方の為に何かしてあげたい。

[chat face="c777d5e47df991890f44ef1633173bd8.png" align="right" border="none" bg="red" style="maru"]そんな思いもあるんじゃない?[/chat]

このページでは、特養の部屋(居室)にスポットを当てて、特養の介護現場で介護職員として働いていた経験をもとに、特養の過ごし方/生活状況を紹介していきます。

既に大切な方が特養に入居していて、正直、「[jin_icon_comment size="16px" color="#24b500"] ほっ」といているという方も、

[jin_icon_question size="16px" color="#24b500"] 家族や大切な方が既に特養に入居しているんだけど、どんな居室に住んでいるかわからない。

[jin_icon_question size="16px" color="#24b500"] 面会に行った時に居室を見たけど、あれって面会に行くから綺麗にしていて、普段はそうでなかったりするんじゃないの?

[jin_icon_question size="16px" color="#24b500"]何かしてあげられることはないかな?

といった悩み/疑問が解消できるきっかけになりますよ。
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介護 特養の居室での生活状況とは?利用者さんにとっての居室って?

特養の居室、利用者さんにとっては、入居生活の大半を過ごす場所。

普段の生活の行動範囲がほぼ特養内に限定されているので、

「[jin_icon_comment size="16px" color="#24b500"] ちょっと気が向いたからお出掛けしてくるよ [jin_icon_onpu size="16px" color="#24b500"]」

「[jin_icon_comment size="16px" color="#24b500"] 近所のカフェでちょっと気晴らししてくるね [jin_icon_tapioka size="16px" color="#24b500"]」

なんてことは、基本的に残念ながら出来ない。

健常者のあなただったら、かなりもどかしく思うんじゃないかな。

自力歩行が出来ない利用者さん、介護職員の介助がないと歩行が出来ない利用者さんの場合は、食事と入浴、時々レクリエーション以外は、ほぼ居室で1日を過ごす、そんな生活状況。

中には、食事レクリエーションで介護職員と一緒に外食に行ったり、近所に職員と一緒に散歩に行ったりできる、そんな特養もあるけれど。

[chat face="c777d5e47df991890f44ef1633173bd8.png" align="right" border="none" bg="red" style="maru"]居室でほぼ1日過ごすといっても、「のんびりまったり過ごせるね [jin_icon_like size="16px" color="#24b500"]」というものでもないのよね、これが。[/chat]

特養では、介助メニュ(食事介助や排泄介助等)が、時間によって細かく決まっています。

何時にこれをして、これは何時までにする、というように。

特養の介護職員の人数と入居者の人数にもよるけれど、朝起きてから夜眠るまで、結構びっしり介助メニュー(移乗・移動介助、排泄介助(おむつ替え)等)が予定されていて。

しかも毎日毎日。

食堂で食事が終わってやっと居室に戻ったと思ったら、気付いたら次の介助(大体は排泄介助(おむつ交換))をしに介護職員が回ってきたり。

居室(部屋)でのんびりまったりとは、なかなかいかないものなのよね。

[jin_icon_arrowcircle size="16px" color="#24b500"] 特養での1日の流れは、こちらで紹介しています。あわせてご覧になってくださいね。

https://kaigo-nuigurumi-garden.com/care-action/action/daily-flow-tokuyo1_atab

https://kaigo-nuigurumi-garden.com/care-action/action/daily-flow-tokuyo2_atab

特養に入居している方にとって、1日の大半を居室で過ごすということを紹介したところで、次は、

[jin_icon_check_circle size="16px" color="#24b500"] そんな居室で少しでも楽しく過ごして/生活してほしい。

[jin_icon_question size="16px" color="#24b500"] 私はどんなサポートをしたらいいのかな?

[jin_icon_question size="16px" color="#24b500"] どんなサポートをしたら、入居している方が喜んでくれるかな?

ということを紹介していきます。

特養 家族ができる支援~入居している大切な方の生活のために~

特養に入居している方は、特養の居室で1日の大半を過ごさざるを得ない状況。

「[jin_icon_comment size="16px" color="#24b500"] 大切な方に、居室内で少しでも楽しく過ごしてほしい、そのために何かサポートできることはないかな?」という思いを叶えるために。

あなたがサポートできること、どんなサポートをしたら喜ばれやすいかのお薦めを紹介していきます。

私が働いていた特養では、具体的にこんな物を持って行くと楽しく過ごせるようになって喜ばれていました。

[chat face="cd70908dfcc095eb6f1582a88fbbadc8.png" align="left" border="none" bg="gray" style="maru"]どれもありきたりかもだけど、オススメな一品です [jin_icon_like size="16px" color="#24b500"][/chat]

(オススメの一品)
[jin_icon_check_circle size="16px" color="#24b500"] 自力歩行の補助となる歩行器具や杖

[jin_icon_check_circle size="16px" color="#24b500"] 鏡や櫛など身だしなみを整えるための物

[jin_icon_check_circle size="16px" color="#24b500"] 工作物や手芸/編み物など、大切な方が興味を持ちそうな指先を動かす、何かを作り出す物

[jin_icon_check_circle size="16px" color="#24b500"] デジタルフォトフレーム

[jin_icon_check_circle size="16px" color="#24b500"] クッション

[jin_icon_check_circle size="16px" color="#24b500"] 思い入れのあるぬいぐるみ

(唯一無比のオススメ)
[jin_icon_check_circle size="16px" color="#24b500"] 家族や大切な方の面会、来訪

自力歩行の補助となる歩行器具や杖。
まずはこれ。入居者さんの行動範囲を、居室だけじゃなく特養内に広げることがお薦めです。

補助器具を使ってでも自力で歩けること(介護職員の支援を借りずに)。

自力歩行で歩けると、一日の大半を居室のベッド上で過ごさなくてよくなる。

そうなれば、こんな好循環が生まれやすくなるよ。
[box04 title="好循環"]
心情的に気持ちが明るく前向きになる

要介護度の進行を遅くできる/遅くしようという心持ちになる

もっと当たり前に少しでも介護生活が楽になる

気持ちが明るく前向きになる
[/box04]
一方で、これは介護職員からすると、転倒事故の原因になるから怖い。普段から余分な気遣いや仕事も増えてしまう。

もちろん、介護職員も入居さんがいきいき前向きになってくれることは嬉しいんだけどね。

それでも、転倒事故の原因になるから怖い。兎に角時間に追われて忙しいのに、ウロウロ歩き回られたら余分な気遣いや仕事も増えてしまう。

転倒事故が起きたら報告書も書かないといけないし。

そんな時間はないというところだね。

それでも、入居している大切な方に少しでもいきいき楽しく過ごしてもらうなら。

自力歩行のための補助器具はオススメです [jin_icon_like size="16px" color="#24b500"]

[chat face="cd70908dfcc095eb6f1582a88fbbadc8.png" align="left" border="none" bg="gray" style="maru"]ここから先は、入居している大切な方だけじゃなく、介護職員も喜んでくれる一品ですよ。[/chat]

鏡や櫛など身だしなみを整えるための物。

身だしなみを整えることは、上記で紹介したように心情的にプラスになるよ。

これは健常人も一緒ではないでしょうか。あなたはいかがでしょうか。

何日も家に籠ってボサボサな感じの時と、町に出る時に身だしなみを整えた時と比較してみて。

工作物や手芸/編み物など、指先を動かす、何かを作り出す物。

これは、例えば、ペーパークラフトや立体パズル、編み物等々。指先を使うことって、結構大切なこと。健常人でも。

入居している大切な方が気に入りそうな、指先を動かして何かを作り出す物。

これ、私が働いていた特養では、楽しんでいる利用者さん、結構いらっしゃいましたよ。

似たようなもので、絵を描いている入居者さんも。

デジタルフォトフレーム。

これは、上のオススメで紹介した3つに比べると、入居者さんが動かなくても楽しめるもの。

ということは、できるだけ身体を動かして要介護度の進行を遅くするという意味では「[jin_icon_comment size="16px" color="#24b500"] ちょっと・・・」ということはあるけども。

それでも、家族や大切な方との楽しい思い出を楽しむという点で、精神的に安定もしやすいよう。

私が働いていた特養でも、デジタルフォトフレームで楽しんでいる利用者さん、いらっしゃいましたよ。

クッション。
実用的で結構喜んでくれます。

特養では、主にベッド上での態勢を楽にするために使うことが多いです。

足元に使ったり、身体の側面に使ったり。無駄になることはないよ。

思い入れのあるぬいぐるみ。

[chat face="c777d5e47df991890f44ef1633173bd8.png" align="right" border="none" bg="red" style="maru"]ぬいぐるみ!ついにきました!ぬいぐるみガーデンとしては外せないよね![/chat]

昔からの思い入れがある一品が手元にあると、精神的に安心します [jin_icon_like size="16px" color="#24b500"]

「ペットは家族」なんていうけども、思い入れのあるぬいぐるみは、持ち主からしたら、「ぬいぐるみは家族」。

そして、唯一無比の家族や大切な方の面会、来訪。

これは別格です。

入居者さんは、兎に角、家族や大切な方が来てくれることを待ちわびています。私が働いていた特養でもそうでした。

「[jin_icon_comment size="16px" color="#24b500"] 忙しくて面会に行く時間がない。」
「[jin_icon_comment size="16px" color="#24b500"] 遠方まで行く時間がない。」
「[jin_icon_comment size="16px" color="#24b500"] 特養に入ってくれて、しんどい介護生活から解放されてホッとしている。」

いろんな思いがあるよね。忙しい毎日。そんな時間もなかなか確保できないよね。

それでも、入居者さんは、会いに来てくれることを楽しみに待っています!

時間は有限。家族や大切な方と過ごす機会は、そう何度もあるものじゃないよ。

折角その機会を作り出すチャンスがあるのなら。そのチャレンジを。
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まとめ

いかがでしたでしょうか。

特養の部屋(居室)にスポットを当てて、特養の介護現場で介護職員として働いていた経験をもとに、

[jin_icon_question size="16px" color="#24b500"] 入居している大切な方にとって、特養の居室ってどんなもの?

[jin_icon_question size="16px" color="#24b500"] そんな居室で少しでも楽しく過ごしてもらうために、どんなサポートができるのかな?オススメなことは?喜んでもらえる?

といったことを紹介しました。

自宅で介護をしている、或いは、老親や大切な方が遠く離れていて介護が出来ないなど、様々な状況のあなたの悩み解決の一つのきっかけにしてもらえたら。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます!
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