自宅で、或いは、特別養護老人ホーム(特養)などの介護施設で、移乗介助をしようとしたら、なぜか急に利用者さんの機嫌が悪くなる・・・
ということで困っている、悩んでいるということはありませんか?
介護にチャレンジし始めたあなたはいかがでしょうか。
利用者さんに「[jin_icon_question size="15px" color="#24b500"] なんで?」と聞いてもすんなり教えてくれないこともありますよね。
私が働いていた特養でも、聞いて教えてくれる時もあれば教えてくれない時も。
このページでは、こんなときの利用者さんの思いと対処方法を、特養の介護現場で介護職員として働いていた経験をもとに紹介していきます。
介護にかかる時間を短縮できたり楽な移乗ができるようになります。
そうなると、自宅でも介護施設でも、あなたの時間をより有意義に、機会の損失をより少なくできることにつながりますよ。
なお、自宅で介護をされている場合は、「利用者さん」を「ご家族の方」のように読み替えてください。
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移乗介助をしようとしたら機嫌が悪くなる時の思い(理由)と対処方法
移乗介助をしようとしたら利用者さんの機嫌が悪くなる時の利用者さんの思いは、特養で聞いたところでは、主にこんなところ。
移乗介助をしようとして利用者さんの機嫌が悪くなる時の利用者さんの思い
① 身体が痛いから
② 体力的に疲れるから
③ 介護生活への「[jin_icon_comment size="15px" color="#24b500"] どうせ・・・」という精神的な閉塞感
このそれぞれの時の対処方法を紹介していきます。
① 思い「身体が痛いから」の時の対処法
移乗介助をしようとしたら利用者さんの機嫌が悪くなる時の利用者さんの思い(理由)。
① 身体が痛いから、嫌がる、機嫌が悪くなる。
この痛みが「元々ある、慢性的な痛み」の時は、時間をおく、頑張ってもらう、介護施設にいる看護師や訪問介護の方に相談する。
このあたりで対処できるんだけど、痛い理由は「元々ある、慢性的な痛み」だけじゃなく。
移乗介助をしようとして、例えばベッドから起こす時に背中に回した腕が当たって痛いということも、よくあります。
[chat face="c777d5e47df991890f44ef1633173bd8.png" align="right" border="none" bg="red" style="maru"]それって、起こす時の普通の介助方法の流れなんじゃない?[/chat]
[chat face="cd70908dfcc095eb6f1582a88fbbadc8.png" align="left" border="none" bg="gray" style="maru"]そう。それで痛いとか言われても正直困るし戸惑うよね。[/chat]
しかも、泣き出す利用者さんもちらほら。
そんな時には、時間をおく、或いは、介護施設なら他の介護職員に変わってもらうことがおすすめ [jin_icon_like size="15px" color="#24b500"]
その利用者さんが気に入っている介護職員が介助をすると、すんなりいくこと、あります。
人間らしいといえば人間らしいことだけど、介助をしているあなたは「・・・」と思うよね。
私も思いました。
いろいろ思うこともあるけども、事故みたいなもの。
落ち込む必要もなければ深く考え込まないことがおすすめです。
どうしても排泄介助を嫌がる時の利用者さんへの対処方法と同じ考え方です。こちらもご覧になってくださいね。
[jin_icon_arrowcircle size="15px" color="#24b500"] どうしても排泄介助を嫌がる時の利用者さんの思いと対処法
https://kaigo-nuigurumi-garden.com/care-action/action/omutsu-diaper-change1_atab
② 思い「体力的に疲れるから」の時の対処法
移乗介助をしようとしたら利用者さんの機嫌が悪くなる時の利用者さんの思い(理由)。
② 体力的に疲れるから、嫌がる、機嫌が悪くなる。
利用者さんも、例えば食事介助や入浴介助など必要な介助をするための移乗介助、ということは頭では分かっていても。
ベッドで横になって休んでいる時/くつろいでいる時に移乗介助をしようと声をかけられる。
そんな時に声をかけられたら。
移乗介助自体に疲れるだけじゃなくて、その後の食事や入浴も疲れる、しんどいと思うこともあって嫌がる、ということだね。
介護職員側は、「[jin_icon_comment size="15px" color="#24b500"] こっちも体力的にしんどいんだよ!」と思いながらも、特養のような介護施設では、「[jin_icon_comment size="15px" color="#24b500"] はいはい」と言いつつ、普通に介助を続けます。
利用者さんもとりあえず言ってみた感があることも。
介護の現場ではよくある、利用者さんのちょっとわがままへの対応というやつですね。
利用者さんもなんだかんだ言っても移乗介助の後のご飯を食べたいしお風呂の後のさっぱり感を感じたい。介護では、毎日入浴できるものでもないから。
「[jin_icon_question size="15px" color="#24b500"] え?介護生活では毎日入浴できないの!?」と思ったあなた。こちらで紹介していますので、あわせてご覧になってくださいね。
[jin_icon_arrowcircle size="15px" color="#24b500"] 介護施設 特養でのお風呂/入浴/清拭で家族がサポートできることは?
https://kaigo-nuigurumi-garden.com/column/choose-tokuyo/bath1_atab
ちょっとのわがままを超えてどうしても嫌がるという時には、介護施設の場合は、その利用者さんが気に入っている介護職員に変わってもらうことがおすすめです。
介護をしているあなたの時間は有限ですから。
③ 思い「介護生活への精神的な閉塞感」の時の対処法
移乗介助をしようとしたら利用者さんの機嫌が悪くなる時の利用者さんの思い(理由)。
③ 介護生活への精神的な閉塞感から、嫌がる、機嫌が悪くなる。
特養にしても自宅にしても長い辛い介護生活、利用者さんによっては屈辱的に思う介護生活、これからもそんな生活が変わらず続くと思うと。
そりゃ気分も滅入るよね。
「[jin_icon_comment size="15px" color="#24b500"] どうせ・・・」という閉塞感も出てくるよね。
介護生活は良くも悪くも終わりがみえないもの。
そんな時には、介護をしているあなたも利用者さんも、少しでも前向きになれるような気分転換、息抜きを。
[chat face="cd70908dfcc095eb6f1582a88fbbadc8.png" align="left" border="none" bg="gray" style="maru"]介助をしているあなたと利用者さん(あなたの大切な方)が一緒に前向きになれることを紹介していきますね。[/chat]
[chat face="c777d5e47df991890f44ef1633173bd8.png" align="right" border="none" bg="red" style="maru"]ユーカリ茶を飲むとか?[/chat]
特養のような介護施設の場合は、例えば、レクリエーションに参加してもらう、利用者さんの家族に支援してもらう等が方法の一つ。
利用者さんの家族にとっても、「[jin_icon_comment size="15px" color="#24b500"] 入居している家族や大切な方に少しでも前向きになってほしい。」と思うのが人情というもの(基本的にはね)。
そのため、家族に声をかけてみるということは、有効な手段です。
家族が利用者さんに出来る支援の具体的な一例は、以下のページで紹介しています。
あわせてご覧になってくださいね。
[jin_icon_arrowcircle size="15px" color="#24b500"] 家族/親しい方ができる支援~ご飯/食事編~
https://kaigo-nuigurumi-garden.com/column/choose-tokuyo/meal3_atab
[jin_icon_arrowcircle size="15px" color="#24b500"] 特養での快適生活のために~家族/親しい方の支援は大切~
https://kaigo-nuigurumi-garden.com/column/choose-tokuyo/room1_atab
自宅で介護生活をしている場合。
介護生活のおすすめな気分転換、息抜きの方法は、お茶/お菓子ブレイク(カフェタイム)[jin_icon_cafe size="15px" color="#24b500"]の機会を作って一緒に過ごすこと [jin_icon_like size="15px" color="#24b500"]
そうすると、介護をしているあなたにも、受けている家族にも、多くのメリットが得られます。
このメリットにより、辛い決まりきった介護生活を少しでも前向きに変える良いきっかけにできるよ [jin_icon_like size="15px" color="#24b500"]
具体的には、以下のページで紹介しておます。あわせてご覧になってくださいね。
https://kaigo-nuigurumi-garden.com/care-action/action/cafe-relax-home_atab
(紹介内容)
・自宅で介護をしている方にとっての具体的なメリット
・自宅で介護を受けている方にとっての具体的なメリット
・カフェタイムの過ごし方
さらに、食事宅配サービスもおすすめです [jin_icon_like size="15px" color="#24b500"]
介護食を自宅で自分で作るとなると、それなりの手間もかかりますよね。
毎日の忙しい介護生活。勿論、介護だけをしているわけでもなく。
そんな時こそ、食事宅配サービスを活用することは有効です。しかも、介護食専門の宅配サービスもありますよ。
具体的には、以下のページで紹介しています。あわせてご覧になってくださいね。
https://kaigo-nuigurumi-garden.com/care-action/action/shokuji-meal-assistance13_atab
https://kaigo-nuigurumi-garden.com/care-action/action/shokuji-meal-assistance15_atab
https://kaigo-nuigurumi-garden.com/care-action/action/shokuji-meal-assistance17_atab
自宅で介護生活を送っていると、長く辛い介護生活に「どうせ・・・」と思いがち。
お茶/お菓子ブレイク(カフェタイム)も、食事宅配サービスも、そんな生活を少しでも前向きに変えるきっかけにできるよ。
是非試してみて [jin_icon_like size="15px" color="#24b500"]
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
移乗介助をしようとしたら利用者さんの機嫌が悪くなる時の、利用者さんの思いと対処方法を紹介しました。
利用者さんの思いを知ると、こうしたらいいかなという対処法がみえてきます。
みえてきたら、あなたの、さらには介助を受けている家族や大切な方の、今の介護背一括をもっと楽に変えるきっかけにできますよ。
さらに、自宅の場合は、介護を受けている大切な方の機嫌が悪くなる機会が減ると、家の中が明るくなるよ。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます!
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